牛肉と玉ねぎで簡単に作れる人気の牛丼レシピを紹介します。牛肉をやわらかく、旨みたっぷりに仕上げる裏技などを料理研究家の吉田瑞子先生が丁寧に解説。さらにねぎ玉牛丼のアレンジレシピもご紹介します。
牛丼を美味しく作る裏技
①牛肉は脂の多い部位をチョイスすればやわらかい仕上がりに！
②具は最初に炒めることで旨みがアップする！
③水分多めでつゆだくに仕上げると最後まで美味しい！
【牛丼の基本レシピ】つゆだくで、最後まで美味しい！
基本の牛丼レシピを紹介。牛丼はつゆだくにすることで、白いごはんをたっぷり最後まで美味しくいただくことができます。
〈材料（2人分）〉
A
- 酒…大さじ1と1/2
- 醤油…大さじ1と1/2
- みりん…大さじ1と1/2
- 砂糖…小さじ2
- 温かいごはん…丼2杯分
- 紅生姜（好みで）…適量
〈作り方〉
1 牛肉を切る
牛肉は大きいものがあれば食べやすい大きさに切る。
〈POINT〉
牛肉はリーズナブルなこま切れ肉や切り落とし肉でOK。スーパーで選ぶとき、脂身の多いものを選ぶと、加熱してもやわらかいのでおすすめ！
舞茸で牛肉をやわらかくする裏技も！
赤身の多い牛肉の場合は、ひと手間加えるのがおすすめ。牛肉をバットに入れ、酒大さじ2とみじん切りにした舞茸10gをまぶし、ラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。舞茸はたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、肉をやわらかくする働きがある。まぶした舞茸はそのまま牛肉と一緒に、煮てしまってOK。
2 玉ねぎ、生姜を切る
玉ねぎは薄切りにする。生姜は千切りにする。
〈POINT〉
生姜は牛肉の臭みを消す働きがある。
3 鍋で玉ねぎ、生姜を炒める
鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、玉ねぎ、生姜を炒める。
〈POINT〉
鍋の代わりに、炒めやすいように深型のフライパンを使ってもOK。食材を炒めるときは、あればサラダ油の代わりに牛脂を使うと、旨みがアップする。
4 牛肉を加える
玉ねぎがしんなりしたら牛肉を加えて炒める。
5 だし汁を加える
肉の色が変わったらだし汁を加える。煮立ったらアクをのぞく。
〈POINT〉
アクは食材の臭みや雑味なので、しっかり取りのぞくこと。
6 Aを加えて煮る
アクをのぞき終わったら調味料を加え、3分ほど煮る。
7 ごはんを盛った器にのせる
煮上がったらごはんを盛った器に汁ごとおたまで牛丼の具をすくってのせる。
8 紅生姜をのせたら牛丼の完成！
紅生姜をのせたら牛丼のできあがり。好みで七味唐辛子をふったり、温泉卵や大根おろしなどを添えたりしても美味しい！
〈牛丼のGIF動画〉
牛丼の作り方をGIF動画にまとめました。手順の参考にご覧ください。
【ねぎ玉牛丼レシピ】アレンジしても美味しい！
牛丼はそのままでもアレンジしても美味しくいただくことができます。基本の牛丼にたっぷりの青ねぎと卵黄をのせた味変もおすすめ！
〈材料（2人分）〉
〈作り方〉
- 基本の牛丼の具を作る。
- 器にごはんを盛り、牛丼の具をのせる。青ねぎをちらし、中央に卵黄をのせる。
【牛丼の具の保存】冷凍作り置き可能！
牛丼の具は冷凍できます！ 多めに作って冷凍庫にストックしておけば、電子レンジで温めるだけで、いつでも手軽に牛丼を食べることができます。
【冷凍保存方法】
牛丼の具を1食分ずつ耐熱性の冷凍用保存容器に入れる。ふたをして冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。
【解凍方法】
冷凍用保存容器のふたをずらして電子レンジ（500W）で1食分（約180g）につき3分30秒加熱する。温かいごはんにかけていただく。
■牛丼の具は下味冷凍も便利！
