エビチリ(えびのチリソース)の簡単レシピをプロが紹介します。えびの下処理やプリプリに仕上げるコツなどを丁寧に解説。フライパンひとつで完成します。料理研究家の吉田瑞子先生に教えてもらいました。
下処理から徹底解説! エビチリレシピ
基本のエビチリの作り方を紹介! えびの下処理を丁寧に行うことで、臭みがなくプリプリの食感に仕上がります。
〈材料(2人分)〉
- えび(殻付き・無頭)…12尾
下処理用の材料
- 塩…小さじ1/3
- 片栗粉…大さじ1
A
- 酒…小さじ2
- 片栗粉…小さじ2
- 塩・こしょう…各少々
- サラダ油…小さじ3
- 生姜・にんにく(みじん切り)…各1/2かけ分
- 長ねぎ(みじん切り)…5cm分
B
- 水…1/4カップ
- トマトケチャップ…大さじ2
- 酒…大さじ1
- 砂糖…小さじ2
- 酢…小さじ1
- 豆板醤…小さじ1/2
- 顆粒鶏がらスープの素…少々
- 塩・こしょう…各少々
- 水溶き片栗粉…水小さじ2+片栗粉小さじ1
- ごま油…少々
〈作り方〉
1 えびは殻をむく
えびは尾を残して殻をむく。
〈POINT〉
時間がない場合は、むきえびを使っても問題ないが、殻付きのえびを使うと食べ応えが出る。殻付きのえびの尾は取ってもいいが、残しておくと見映えも良く、旨みも出るのでおすすめ。
2 背ワタを取りのぞく
えびの背が丸まるように持ち、竹串を刺して貫通させ、そのまま背側に引っ張るようにして背ワタを取り除く。
3 えびに塩・片栗粉を揉み込む
ボウルにえびを入れ、下処理用の材料を加え、よく揉み込む。
4 えびを洗う
3を流水で洗ってザルで水をきり、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る。
〈POINT〉
塩と片栗粉を揉み込んで流水で洗うことで、えびの臭みと汚れを取り除くことができる。
5 えびに下味を付ける
きれいなボウルにえびを入れ、Aで下味を付け、サラダ油小さじ1をまぶす。
〈POINT〉
片栗粉とサラダ油をまぶすことで、えびがコーティングされプリプリ食感に仕上がる。
6 調味料を混ぜる
Bは混ぜ合わせておく。
〈POINT〉
辛さは豆板醤の量を好みで調整して。酢を少量加えることで、味が全体的に引き締まる。
7 生姜・にんにくを炒める
フライパンに残りのサラダ油を入れて弱火で熱し、生姜・にんにくを炒める。
8 えびを炒める
香りが立ったらえびを加え、中火で炒める。
9 長ねぎを炒める
えびの色が変わったら長ねぎを加え、さっと炒める。
10 調味料を加える
Bを加えて混ぜながら煮立たせる。
11 水溶き片栗粉を加える
一度火を止め、水溶き片栗粉を加える。中火にかけ、混ぜながらとろみを付ける。
〈POINT〉
水溶き片栗粉は、時間が経つと片栗粉が沈殿するので、加える直前に再度混ぜ合わせること。フライパンに水溶き片栗粉を加えたら、均等にとろみが付くよう、すぐに混ぜる。
12 ごま油を加える
ごま油を回し入れて、さっと混ぜたら火を止める。
13 エビチリの完成!
器に盛ったらエビチリの出来上がり!
■余ったえびの冷凍方法はこちら!