生姜をそのまま冷蔵庫で保存しておくと、表面が乾いてカピカピになったり、ぬめりが出てしまったりしますよね。実は「水」に浸けることで、鮮度や風味を保ったまま1ヵ月保存できるのです。今回はそんな冷蔵保存テクニックを解説。カット生姜の冷凍保存方法も紹介します。
【生姜の冷蔵保存】 水に入れて鮮度キープ!
生姜は水に浸けて保存すると鮮度が1ヵ月もちます。
【冷蔵方法】
1 生姜を水でよく洗う
生姜はよく洗い、「ぬめり」の原因となる表面の汚れを落とす。黒ずみや、傷んでいる部分があれば切り落とす。皮はむかずにそのままでOK。
● 1片分に切ってもOK
生姜が大きい場合は、1片分に切って保存してもOK。その場合は、切った後に改めて全体を水で洗う。
2 保存容器に生姜と水を入れて野菜室で保存
生姜が入る大きさの保存容器や瓶に生姜を入れ、全体がかぶるくらいの水を入れる。容器のふたをしっかりと閉め、冷蔵庫の野菜室に保存する。生姜を使う際、もしくは1週間おきを目安に保存容器をさっと洗い、水を取り替える。1ヵ月程度保存可能。
● カット面を切り落とす
使うときは、生姜のカット面は薄く切り落とす。
【生姜の冷凍保存】 用途別にカット
生姜は、あらかじめ食べやすく切って冷凍保存しておくと、すぐに調理できて便利。半カットした生姜の場合は約2週間保存可能です。調理で使い切れずに、端に残った生姜の保存にもおすすめ。
【冷凍方法】
1 生姜は用途別に切って水気を拭き取る
薄切り、千切り、みじん切りなど食べやすく生姜を切り、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る。
2 小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍する
カットした生姜を小分けにしてラップでぴったりと包む。冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて密閉。冷凍庫で保存する。約2週間保存できる。
【解凍方法/使い方】
生姜は凍ったまま和え物にしたり、他の食材と炒めたりするなど、幅広い料理に活用できる。
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