半端に残りがちな餃子の皮。冷蔵庫で保存すると、乾燥で割れてしまったり、皮同士がくっついてはがれにくくなってしまったりと、悩ましいもの。そこで、おすすめなのが冷凍保存です。料理研究家の吉田瑞子先生が、正しい冷凍テクニックを解説。小分けにすることで、次に使うときも便利です。さらに凍ったまま使える餃子の皮活用レシピも!
【餃子の皮の冷凍方法】1ヵ月保存可能!ラップで包んで乾燥を防ぐのがポイント
餃子の皮は乾燥しやすいため、しっかりラップで包んでから冷凍しましょう。
1 餃子の皮を数枚ずつラップで包む
数枚ずつまとめて(写真は5枚)ラップでぴったりと包む。少量ずつ小分けにすると、もし皮同士がくっついてしまってもはがしやすい。
2 冷凍用保存袋にまとめて冷凍
ラップで包んだ餃子の皮を冷凍用保存袋にまとめて入れる。この時、しっかり空気を抜いて口を閉じ、できるだけ空気に触れないようにするのがコツ。金属製バットにのせて冷凍する。
【解凍方法】
1 冷蔵庫で10~15分解凍する
冷蔵庫に10〜15分ほどおいて解凍。もし皮同士が凍ってくっついていたら、無理にはがそうとせず、両手で軽く挟んで温めてからそっとはがすといい。
解凍後時間が経つと乾燥してしまうので、すぐに使うこと。
【餃子の皮アレンジレシピ】解凍いらずの簡単アレンジ料理
凍ったままの餃子の皮で作れる簡単なアレンジレシピを紹介します!
【餃子の皮のワンタン風スープ】とろとろの皮がたまらない!
材料
A
- 水…2カップ
- 顆粒鶏がらスープの素…小さじ1/2
- 酒…大さじ1
作り方
- 鍋にAを沸騰させ、餃子の皮を凍った状態のまま1枚ずつ入れ、ザーサイを加えひと煮する。
- 塩・こしょうで味をととのえ、水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶いた卵を回し入れる。
- 器に盛り、青ねぎの小口切りをちらす。
お好みのスープにいれてみよう!
【餃子の皮のひと口ピザ】具材を乗せて焼くだけ!
材料
作り方
- ウインナーは斜め切り、玉ねぎは薄切り、プチトマトはヘタを除き半分に切り、ピーマンは輪切りにする。
- 凍ったままの餃子の皮をオーブントースターの天板に1枚ずつ並べ、トマトケチャップをぬる。
- ❷に❶の具とピザ用チーズをのせる。
- 予熱済みのオーブントースターに❸を入れ、焦げつかないか様子を見ながら5分、チーズが溶けるまで焼く。