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【プラム(すもも)の食べ方】完全ガイド!食べ頃や切り方、冷凍保存も

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甘酸っぱくてジューシーなプラム(すもも)。夏になると見かける機会が増えますが、「皮はむくの?」「種はどう取りのぞく?」など、食べ方がわからないことも。そこで、プラムの食べ頃の見極め方や切り方、まだ酸っぱいプラムの追熟方法、冷凍保存方法までを野菜ソムリエの根本早苗先生が解説します。

【プラムの食べ頃】かたさと香りで判断!

プラムを指で押している写真

プラムの実が少しやわらかくなり、香りが出てきたら食べ頃。ヘタの近くを指の腹でやさしく触り、かたさを確認して。

食べ頃を迎えていない(酸っぱい)プラムの追熟方法は?

プラムをザルにのせている写真

プラムがまだかたく、酸っぱそうな場合は、ザルなどにのせて室温に置き、数日間様子を見る。ただし、プラムは個体差があるフルーツなので、追熟しても甘くないものも。その場合は、はちみつをかけて食べたり、ジャムやコンポートに加工して食べるのがおすすめ。

【プラムの切り方】種を取るのがポイント!

プラムは中心に種があるので、取りのぞくと食べやすくなります。種の取り方はアボカドと同じ手順です。

1 種に沿って切り込みを入れ、種を中心にねじって半割りにする

プラムを半割りにしている写真

プラムの凹んでいる部分に包丁を入れ、種に沿うようにしてぐるりと1周、切り込みを入れる。両手で持ち、種を中心に切れ目をひねって半割りにする。

2 食べやすい大きさに切る

芽キャベツに十字に切り込みを入れている写真

種が付いていない方の実はそのまま半分にカットする。種が付いている方の実は種に沿って半分のところに切り込みを入れる。

3 種を中心にねじってさらに半割りにし、種を取りのぞく

プラムの種を取りのぞいている写真

種が付いている実を両手で持ち、種を中心に切れ目をひねってさらに半割りにする。種が付いている方の実から、種を包丁で取りのぞく。

【プラムの食べ方】皮ごとでも美味しい!

【食べ方①】皮ごと食べる

カットしたプラムの写真

プラムの皮は薄いので、種だけを取りのぞいて皮付きのまま食べることが可能。丸ごとかじってもOK。プラムの酸味は個体差があるので、食べてみて「酸っぱい」と感じたら、はちみつをかけると甘みが加わって美味しい。

【食べ方②】皮をむいて食べる

プラムの皮を取りのぞいている写真

プラムの皮は、果肉と比べてやや酸味が強い。気になる場合は、種を取りのぞいたプラムの果肉と皮の間に包丁を入れて平行にスーッと動かし、皮をむくといい。

砂糖と煮て、ジャムやコンポートに!

プラムのコンポートの写真

プラムはジャムやコンポートなどにしても美味しい。加熱することで、プラムの爽やかな甘みがいっそう引き立つ。
プラムのコンポートは、鍋に水300ml、砂糖50gを入れて中火にかけ、煮立ったらカットしたプラム50gをそっと入れ、弱火で約5分煮る。そのまま粗熱をとり、冷蔵庫で好みの温度に冷やせば完成。皮付きのプラムで作っても美味しい。

【プラムの冷凍保存】丸ごと冷凍で長持ち!

プラムを大量に手に入れて、すぐに食べきれない場合は、新鮮なうちに冷凍しましょう。プラムは切ってから冷凍すると色が変わりやすいので、丸ごと冷凍するのがおすすめ。

【冷凍方法】

冷凍用保存袋に入れたプラムの写真

プラムをやさしく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る。1個ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。1ヵ月程度保存可能。

【解凍方法/使い方】

プラムの皮をむいている写真

室温で10分程度置くと、半解凍状態になり、シャーベット感覚で美味しく食べられる。半解凍状態で種を取りのぞいてからミキサーにかけてスムージーにしたり、煮てコンポートにしたりしても。

POINT

冷凍したプラムの皮をむく場合は、凍ったまま皮に薄く十字の切り込みを入れ、切り込み部分に流水を当てながらむくといい。冷凍したプラムは実と皮の間に隙間ができるため、流水に当てることで皮がするっと簡単にむける。

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