めんつゆ＆市販のとんかつで簡単に作れる人気のカツ丼レシピを紹介。初心者でもわかりやすいようにプロが解説します。おすすめの鍋の紹介のほか、卵を半熟状に仕上げるコツなどを料理研究家の吉田瑞子先生が丁寧に解説します。
【カツ丼の準備】親子鍋または小さいフライパンを用意！
カツ丼は親子丼に使われる親子鍋を使うと作りやすい。1人分ずつ作れて、そのままするっと具をどんぶりに滑らせることができる。親子鍋がない場合は、小さめのフライパンを使って。溶き卵を入れて蒸らすので、ふたもセットで準備するといい。
【カツ丼のレシピ】めんつゆを使って簡単に！ 卵を半熟に仕上げるコツも
めんつゆで作るお手軽なカツ丼のレシピを紹介します。カツ丼は1人分ずつ作ると、見た目がきれいに仕上がるのでおすすめ！ 今回は直径16cmの小さなフライパンを使った作り方を解説。
〈材料（1人分）〉
- とんかつ（市販品）…1枚
- 玉ねぎ…1/8個
A
- めんつゆ（2倍濃縮）…大さじ3
- 水…大さじ4
- 砂糖…小さじ1/2
- 卵…2個
- 温かいごはん…丼1杯
- 三つ葉（好みで）…適量
〈作り方〉
1 とんかつを切る
とんかつは1.5cm幅に切る。
〈POINT〉
とんかつは市販のお惣菜でも手作りのものでもOK。冷凍食品を加熱してから使ってもいい。
■こちらを使っても便利！
2 玉ねぎを切る
玉ねぎは薄切りにする。
3 三つ葉を切る
三つ葉は2cm長さに切り、茎と葉を分けておく。
4 卵を溶きほぐす
ボウルに卵を割り入れ、菜箸などで溶きほぐす。
〈POINT〉
溶き卵は混ぜ過ぎないこと。卵黄と卵白で固まる温度が異なるので、均一に混ぜない方が卵が半熟に仕上がる。
5 フライパンで玉ねぎを煮る
小さめのフライパンにAを入れて中火にかけ、煮立ったら玉ねぎを加え、1分ほど煮る。
〈POINT〉
味付けは基本的にめんつゆだけで問題ないが、甘みが少し足りないため、砂糖で補うといい。
6 とんかつを加えてさらに煮る
5に1を並べ、さらに2〜3分煮る。
7 溶き卵を回し入れ、三つ葉の茎を散らす
溶き卵は一気に加えず、全体に行き渡るように中心から外に向かって細く回し入れる。三つ葉は茎だけを加熱したいので、このタイミングで加える。
8 ふたをして2分煮たら火を止める
ふたをして2分ほど経ったら火を止める。2分ほどそのまま蒸らす。ふたをすることで余熱で卵に火が通る。
9 卵が半熟状になったら器に盛る
卵が半熟状になったら、ごはんを盛った器にフライパンから滑らせるようにしてのせる。
10 三つ葉の葉を散らす
三つ葉の葉の部分を散らす。
〈POINT〉
三つ葉の代わりに刻み海苔や青ねぎの小口切りなどを散らしても。
11 カツ丼の完成！
とろ〜り卵が食欲をそそるカツ丼の出来上がり。卵の半熟具合は蒸らし時間を変えることで、調整して。
2人分を作りたいときは？
2人分のカツ丼をフライパンで一気に作るときは、大きめのフライパンに2倍量の具材を入れて煮る。ごはんを盛った器にはおたまなどですくって移すといい。
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