「冷凍」が便利な野菜、主婦が選ぶ2位はブロッコリー、1位は…?

2018.10.2
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野菜のイラスト

あなたは野菜を冷凍して活用していますか? 今回は主婦550人にアンケートし、「自分で冷凍している野菜」の上位5位にランクした野菜をご紹介します。主婦たちがリアルに実践している「便利な使い方」もピックアップ。さらに、各野菜について「こうするとさらに便利!」というプロならではの冷凍の裏ワザを、料理研究家・池上正子さんに教えてもらいました。目からウロコの「池上流 冷凍術」は必見です。

【1位】ほうれん草…冷凍している人34%

ほうれん草の写真

【みんなの使い方】

  • 茹でたらみじん切りにして冷凍。野菜嫌いの子どものグラタンや玉子焼きに混ぜます。冷凍で食感がやわらかくなるせいか、食べやすいみたい。
  • 小分けしてラップで包むのが面倒なので、茹でてから冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍。袋ごと流水解凍でごま和えなどにします。

【池上流 冷凍術】生で冷凍OK! 解凍時にアク抜きできる

さっと茹でてから冷凍する方法が一般的ですが、生のまま冷凍も可能。新鮮なうちに冷凍した方がいいので、生で使わない分は早めに冷凍しましょう。使うときに鍋で茹でてアク抜きします。

※生のまま冷凍して大丈夫なの? という方はこちら

【冷凍方法】

ほうれん草が保存袋に入った写真

  1. ほうれん草をよく洗い、根元を切り落として使いやすい大きさ(写真は4〜5cm)に切り、ペーパータオルなどで水気を拭き取る。
  2. 冷凍用保存袋に入れて平たくし、空気を抜くように袋の口を閉じて冷凍する。冷凍庫で3週間程度保存可能。
【解凍方法】

凍ったほうれん草を手で割り、使う量を取り出す。常温で解凍すると色も食感も悪くなるので、凍ったまま沸騰した湯に入れてゆでる。色が鮮やかになったらアク抜きをするために水に取って冷まし、水気を絞る。味噌汁に入れたり、ごま和えに、ソテーなどの炒めものに。

■時間がないときやほうれん草が高い時期には、茹でてバラバラの状態で冷凍されている「市販品」を使うという手も。
「そのまま使える 九州産のほうれん草」

【2位】ブロッコリー…冷凍している人27%

ブロッコリーの写真

【みんなの使い方】

  • シチューやカレーなどの仕上げに投入。早く入れると煮崩れてバラバラになってしまうので最後の5分だけ煮ます。生だと入れるタイミングがつかめないので冷凍の方が便利。
  • スーパーで安いときは生を買って自分で冷凍、高いときは市販の冷凍品を購入します。

【池上流 冷凍術】生でも冷凍可能。凍ったまま加熱調理を

さっと茹でてから冷凍する方法が一般的ですが、生での冷凍も可能です。ただし、茹でても生でも、家庭で冷凍したものは食感が落ちるので、食感を楽しむサラダなどには向きません。加熱調理に使いましょう。

※生のまま冷凍して大丈夫なの? という方はこちら

【冷凍方法】

ブロッコリーが保存袋に入った写真

  1. ブロッコリーを小房に切り分け、よく洗ってペーパータオルなどで水気を拭き取る。
  2. 冷凍用保存袋に入れて平たくし、空気を抜くように袋の口を閉じて冷凍する。冷凍庫で3週間程度保存可能。
【解凍方法】

常温で解凍すると色も食感も悪くなるので、凍ったまま沸騰した湯で茹でたり、煮込んでいるスープの鍋に入れて加熱調理。炒めものはフライパンで他の材料を炒めたところに凍ったまま加え、水大さじ1をふりかけ、ふたをして2〜3分蒸し炒め。

■時間がないときやブロッコリーが高い時期には、加熱済みでサラダにしてもおいしい市販品も便利
「そのまま使える 高原育ち®︎のブロッコリー」

【3位】きのこ類…冷凍している人26%

きのこ類の写真

【みんなの使い方】

  • 冷凍しておけば1人分がさっと取り出せるので、平日のひとりランチでよくバター炒めを作ります。
  • しいたけの軸は捨てずに冷凍しておき、味噌汁やスープのだし用に使います。

【池上流 冷凍術】余ったきのこは、どんどん冷凍ストック!

きのこは繊維が強くて細胞が壊れにくいので、冷凍しても味や食感がほぼ変わりません。冷凍庫にきのこ用として冷凍用保存袋を1枚用意しておき、あまったきのこを追加していけば、手軽にストックできます。

【冷凍方法】

きのこが保存袋に入った写真

  1. きのこは石づきを取り除き、食べやすく分ける。大きいものは食べやすい大きさに切る。水気がついていたらペーパータオルなどで拭き取る。
  2. 冷凍用保存袋に入れて平たくし、空気を抜くように袋の口を閉じて冷凍する。冷凍庫で3週間程度保存可能(冷凍用保存袋にきのこを後から足した場合は、最初に冷凍した分の保存期間を目安に使い切る)。
【解凍方法】

凍ったまま味噌汁や野菜炒め、スパゲティソースなどに加えて加熱調理。オリーブオイル、にんにくと一緒に煮てアヒージョにも。

■各きのこのより詳しい冷凍のコツやレシピはこちら
きのこの冷凍保存・美味しさキープのテクニック【えのきだけ・しいたけ・エリンギなど】

【4位】長ねぎ・小ねぎ…冷凍している人24%

ねぎ、小ねぎの写真

【みんなの使い方】

  • 長ねぎの青い部分を捨てずに冷凍しておき、角煮などを作るときの臭み消しに使います。
  • 小ねぎは根元部分と、濃い緑の葉を分けて冷凍。薬味として香りがほしいときは根元、彩りで緑色を加えたいだけのときは葉と使い分けます。

【池上流 冷凍術】刻まずに、大きいまま冷凍も可能!

長ねぎや小ねぎは薬味用に刻んでから冷凍するのが一般的ですが、刻まずに冷凍する方法も。長ねぎは1回に使いやすい量で切っておくのがコツです。3人分の薬味なら3cm弱、炒めものなら15〜20cmが目安。小ねぎは丸ごと冷凍してキッチンバサミで切って使えば、包丁とまな板いらずです。

【冷凍方法】

ねぎが保存袋に入った写真、ラップに包まれた小ねぎの写真

<長ねぎ>
  1. よく洗い、1回分で使いやすい長さに切り、ペーパータオルなどで水気を拭き取る。
  2. 冷凍用保存袋に重ならないように入れ、空気を抜くように袋の口を閉じて冷凍する。
<小ねぎ>
  1. よく洗い、ペーパータオルなどで水気を拭き取る。
  2. ラップで包み、長い場合は折って輪ゴムで留め、冷凍する。

どちらも冷凍庫で3週間程度保存可能。

【解凍方法】

長ねぎは凍ったままみじん切りにして薬味にしたり、斜め薄切りにして炒めものやうどんの具に。使い終わったら再び冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に戻す。小ねぎはキッチンバサミで使う分を切り、残りは再びラップで包んで冷凍庫に戻す。

■小ねぎは刻んでから冷凍する方法も。詳しくはこちら
余りがちな「薬味野菜」は冷凍が便利! 小分けで使いやすい保存テク

【5位】生姜…冷凍している人16%

生姜の写真

【みんなの使い方】

  • ひとまず薄切りにして冷凍しておけば、肉の下茹でに入れたり、使うときにみじん切りにしたりできて便利です。
  • 生姜は冷蔵庫で保存すると低温障害を起こして腐りやすいそうなので、まとめてみじん切りにして、小分け冷凍します。

【池上流 冷凍術】冷凍してすりおろせば、なめらかに

生姜はすりおろしてから冷凍する方法もありますが、丸ごと冷凍し、使う際に必要な分だけすりおろすのもおすすめ。繊維も凍っておろし金で切断できるので、キメ細かなすりおろしになるうえに、おろし金に繊維が残らず洗い物がラクに。皮つきでも冷凍できますが、むいた方がなめらかになります。

【冷凍方法】

ラップに包まれた生姜の写真、冷凍した生姜をおろしている写真

  1. 生姜は洗って皮をむき、ペーパータオルなどで水気を拭き取る。
  2. ラップで包んで冷凍用保存袋に入れ、袋の口を閉じて冷凍する。冷凍庫で3週間程度保存可能。
【解凍方法】

凍ったまま、直接手が触れないようにラップの一部を剥がして手早くすりおろす。残りはすぐに再びラップで包んで冷凍庫に戻す。生のすりおろしと同じように使える。

■生姜をすりおろしてから冷凍する方法はこちら
余りがちな「薬味野菜」は冷凍が便利! 小分けで使いやすい保存テク

【豆知識】生のまま冷凍して、大丈夫なの?

野菜の冷凍は、ブランチング(下ゆでしたり、蒸したりする加熱調理のこと)してから冷凍することもありますが、これは野菜内の酵素を失活させて変色を防ぐため。でも、凍ったまま加熱調理するなら生で冷凍しても大丈夫です。

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