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【ゆずジャムの作り方】まるごと使いきりレシピ。冷凍保存のポイントも!

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ゆず生ジャムのイメージ写真

ゆずを使った「ゆずジャム」は、人気が高いレシピ。さまざまな作り方がありますが、実は火を使わない「生ジャム」がフレッシュで美味! しかも、皮を少しだけ使ったゆずが余った…というときの、丸ごと使い切りにもぴったりなんです。
今回は、野菜ソムリエプロで冷凍生活アドバイザーでもある根本早苗先生に「ゆず生ジャム」のレシピと、ゆずの賢い保存方法について教えてもらいました。

これが一番手軽! 5分で完成「ゆず生ジャム」レシピ

ゆず生ジャムをジャム瓶に入れた写真

今回紹介する「ゆず生ジャム」、本来は「ゆず練り」と呼ばれる郷土料理ですが、加熱の必要がないジャム状のもの、という意味を込めてここでは「ゆず生ジャム」と呼びます。切って砂糖と混ぜるだけだから超簡単! 冷蔵庫で1週間保存可能です。

材料(ゆず1個分)

ゆずと砂糖の写真

  • ゆず…1個(50g)
  • 砂糖…25g
    ※ゆずの重さに対して50%の重さの砂糖を入れます。砂糖は、きび砂糖など好みのものでOK
作り方

1 ゆずを半分に切り、種を取り除く

ゆずの種を取っている写真

種は爪楊枝などを使って取り除きます。

2 薄切りにして、細かく刻む

ゆずを薄切りにしている写真、ゆずを細かく刻んでいる写真

細かく刻むほど砂糖が馴染んでトロッとした感じになり、ドリンクなどにも混ぜやすくなります。ゆず皮の食感を残したい人は大きめに切ってもOK。

3 砂糖を入れて混ぜ合わせる

刻んだゆずに砂糖を加えている写真

このとき、好みで醤油を少し加えると、ジャムにコクが出ます。

ゆずジャム完成のテクスチャを見せる写真

1〜2分ほどかき混ぜて、砂糖が溶け、とろりとしたら完成です。

*ゆず生ジャムの食べ方アイデア
  • 紅茶などのドリンクや、ヨーグルトに入れる
  • 野菜のマリネに加える
  • クリームチーズと混ぜてディップに(パンやクラッカーに塗る)
  • 手羽先煮込みやぶりの煮付けなどの料理の砂糖の代わりに

【ゆずの保存】皮のみなら「冷凍」が便利!

ゆずを丸ごと使い切るなら「ゆず生ジャム」がおすすめですが、皮だけを少しずつ使いたい場合には「冷凍」が便利です。

冷凍方法①:皮だけを保存する

ゆずの皮をむいている写真、ゆずの皮をラップに包み、保存袋に入れた写真

皮は細かく切って冷凍すると香りが飛びやすくなるので、大きめにむいてからラップで包んで冷凍用保存袋に入れ、袋の口を閉じて冷凍します。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。使うときは、凍ったまま細切りにして薬味にしましょう。

冷凍方法②:丸ごと保存し、すりおろして使う

ゆずを茶巾のようにラップで包んでいる写真、茶巾包みのゆずを冷凍用保存袋に入れた写真

丸ごとのゆず(皮を一部使ったものも同様)は、ラップで茶巾のように包み、束ねた部分を結んで冷凍用保存袋に入れ、袋の口を閉じて冷凍します。冷凍庫で3ヵ月程度保存可能。

使うときは凍った状態のままおろし金で皮をおろせば、きめの細かいゆずパウダーに。料理やお菓子、ドリンクなどに使え、特にポテトフライにかけると絶品!

【余った実と果汁は…】解凍して生ジャムにすると美味しい!

ゆずを丸ごと冷凍し、皮だけをおろして使った後に余った実と果汁は、冷蔵庫で半解凍すれば調理に使えますが、刻んで生ジャムにするのがおすすすめです。ゆずは冷凍するとアルベドという白い皮下部分のえぐみ・苦味が抑えられるため、生のゆずで作るよりもマイルドな生ジャムになります。ただし冷凍したゆずで作った場合は、冷蔵保存して4日間程度で使い切ってください。

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