今回はハワイの名物料理「ガーリックシュリンプ」のレシピをご紹介。エビを特製のハワイアンソースに漬け、殻ごと豪快に焼いて、本場の味を完全再現します! ガーリックの香りが食欲をそそる、夏にぴったりの一品。ビールとよく合いますよ!
【ガーリックシュリンプのレシピ】ハワイアンソースに漬け込むのがコツ
〈材料(2人分)〉
【下処理】
- バナメイエビ(殻付き・大)…14~16尾
- 片栗粉…適量
- 塩…小さじ1/2
【ハワイアンガーリックソース】
【仕上げ】
- バター…20g
- 塩、粗びき黒こしょう…適量
【トッピング(省略可)】
- レモン(くし形切り)…適量
- パセリ(みじん切り)…適量
■エビは「バナメイエビ」がおすすめ
大ぶりで殻がやわらかいバナメイエビ。味が染み込みやすく、殻ごと食べるガーリックシュリンプに最適です。
〈作り方〉
1 エビを塩・片栗粉でもみ、流水で洗う
ボウルにバナメイエビ・塩・片栗粉を入れ、全体を絡めるようによくもむ。流水で洗い、片栗粉を完全に落とす。これでエビの汚れや臭みを取り除くことができる。
2 殻に切り込みを入れ、つま楊枝で背ワタを取り除く
キッチンばさみを使い、エビの殻に切り込みを入れる。頭側から尾の1節手前まで、背に沿ってはさみを入れるとよい。切った殻の間からつま楊枝を刺して背ワタを取る。背ワタが残っているとジャリジャリした食感になるので、しっかり取り除くこと。
3 尾を半分ほど切る
尾は汚れがたまりやすいため、半分ほど斜めに切り落とす。キッチンペーパーでエビの水気をしっかり拭き取る。
4 ガーリックソースに漬ける
ポリ袋にエビ、ハワイアンガーリックソースの材料をすべて入れて、袋の上からもむ。冷蔵庫で1時間ほど漬ける。
■レモンがポイント
レモン果汁の働きでエビの臭みが抜け、同時に身が引き締まる。
エビは下味冷凍もおすすめ。冷凍方法はこちら
5 エビをフライパンに広げ、強めの中火で焼く
ポリ袋のエビとソースをすべてフライパンに出す。エビが重ならないように広げて火をつけ、強めの中火でしっかり焼き目を付ける。焼いている間はあまり触らない。
6 背の殻が開いてきたら裏返す
殻が赤くなり、切り込みを入れた部分が開いてきたら、裏返してもう片面を焼く。
7 塩・こしょうをし、バターを絡める
両面にこんがりと焼き目がついたら、塩・粗挽き黒こしょうで味を調える。さらにバターを加えて溶かし、全体に絡めたら火を止める。
ガーリックシュリンプの完成
トッピングのパセリを散らして、レモンを添えてできあがり。パンチの効いたガーリックの風味、バリバリの殻、そしてぷりっぷりのエビ! とにかくビールがすすむ1品です。手づかみで殻ごと食べる「ハワイアンスタイル」でいただきます。
下味冷凍も便利です!
ガーリックソースに漬けたエビは冷凍保存も可能です。冷凍することで味がさらに染みこみます。冷凍エビで作る場合は、下味冷凍できません。
〈冷凍方法〉
- 【作り方】工程4で漬けこんだエビとガーリックソースを冷凍用保存袋に移し、空気を抜くようにして口を閉じる(初めから冷凍用保存袋に入れてもんでもOK)。
- におい移りを防ぐため、さらに冷凍用保存袋に入れて2重にし、口を閉じる。
- 冷凍庫で保存する。2週間程度保存可能。
〈解凍方法・食べ方〉
冷凍用保存袋ごと流水に20~30分当てて解凍する。【作り方】工程5から同じように焼く。
調理済みのガーリックシュリンプも冷凍OK!
〈冷凍方法〉
- 完成したガーリックシュリンプを小分けにして冷凍用保存袋に入れる。
- さらに冷凍用保存袋に入れて2重にし、口を閉じる。
- 冷凍庫で保存する。1週間程度保存可能。
〈解凍方法・食べ方〉
耐熱皿にガーリックシュリンプを出し、レシピ1人分あたり電子レンジ(600W)で1分加熱する。加熱が足りなければ30秒ずつ様子を見ながら温める。エビの殻をよりパリッと仕上げたい場合は、電子レンジで1分加熱した後、フライパンに移して中火でさっと炒めるとよい。