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【余った“おでん”を有効活用!】 フードコーディネーターに聞く、おでんを最後の1滴まで楽しむ、リメイクレシピ

  • 2016.12.13
  • 食の発見

寒くなってくると温かいものが食べたくなります。アツアツの鍋焼きうどんや具材たっぷりのスープを食べたり、コンビニで買ったほくほくの肉まんやあんまんは、とっても美味しいですよね!

中でもおでんは、調理も簡単な冬の鉄板メニューとしてご自宅で作る方も多いのではないでしょうか。でも、ついつい作りすぎてしまって、翌日に残してしまったことはありませんか?

出し汁がじっくり染み込んだおでんも美味しいものですが、「3日連続は、ちょっと…」と悩むこともあるはず。そこで、料理講師の三井愛さんに、おでんを別の料理に変身させるリメイクレシピを教えていただきました!

炊き込み御飯にグラタン、天ぷら。本当にこれがおでんなの!?

おでん5

ご覧ください!今回ご紹介するのは、おでんの出し汁を使った炊き込みご飯や、グラタン、天ぷらなど、「これがおでんだったの!?」と驚いてしまう料理ばかり。ぜひ、試していただき、おでんを最後の一滴まで楽しみましょう!

おでん6

みなさんこんにちは、料理講師/フードコーディネーターの三井愛です。今回は冬の定番料理、おでんのリメイク料理をご紹介します。

ついつい作りすぎてしまいがちな具材や出汁まで余すことなく活用できるレシピを考えてみました。どの料理も出し汁の風味が効いて美味しく、手軽に作れますよ。それでは早速調理していきましょう!

◎無駄なく賢くおでんを使いきれる、やさしい風味の「炊き込みご飯」

おでん7

まず最初にご紹介するのは、おでんの出し汁を使った炊き込みご飯です。残ったおでんの具と出し汁を使って、少し野菜を加えるだけで出来あがり。とっても手軽に作れます!

<材料2人前>

おでん1

米 2合
おでんの出し汁 炊飯器の目もりに合わせて2合分
ちくわ(おでん) 1本分
こんにゃく(おでん) 2個
にんじん 1/2本
ごぼう 1/2本
油揚げ 1枚
酒 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1/2
万能ねぎ 適量

<作り方>

おでん4

① 米を研ぎ、15分ほど水に浸した後、ざるにあげておく。

② にんじんは千切りに、ごぼうはささがきにして、水につけておく。油揚げは細切りにして、油抜きをする。万能ねぎは2mm幅の小口切りに。

③ ちくわは、輪切りに。こんにゃくは2mmくらいで薄く切る。

④ ①を炊飯器に入れ、おでんの出し汁を入れた後に、酒、薄口しょうゆを入れて軽く混ぜる。②で刻んだ材料を入れて炊く。

⑤ 炊き上がったら少し蒸らして、釜の底からひっくり返すように全体をよく混ぜる。

⑥ 炊き上がったご飯に万能ねぎを散らして完成!

完成した炊き込みご飯は、「本当におでんの出し汁から作ったの!?」と驚いてしまうような、しっかりとした味付け。捨ててしまいがちな出し汁を無駄なく使い切れるので、とても便利な調理方法です。

◎出し汁が染みた「はんぺんのグラタン」

おでん8

次にご紹介するのは、はんぺんのグラタン。和食のおでんが洋食に大変身!焼きあがって香ばしくなったチーズやホワイトソースと一緒にはんぺんを食べれば、おでんの和風だしが口の中に広がります!

<材料2人前>

おでん11

【材料】
はんぺん(おでん) 100g
卵(おでん) 1個
ちくわ(おでん) 1本
玉ねぎ 1/4個
ハム 2枚
じゃがいも 中1個
とろけるチーズ 40g
塩こしょう 適量
サラダ油 適量
パセリ 適量
青のり 適量

【ホワイトソースの材料2人前】
バター 40g
小麦粉 40g
牛乳 400ml

<作り方>

おでん2

① はんぺんは2~3cm程度にカットする。卵は2mm厚の輪切りに、ちくわは3mm厚で斜めに切る。

② じゃがいもにラップをかけて電子レンジで2分加熱し、冷めたら2mm厚の半月切り。玉ねぎはみじん切りにして、ハムは1c m幅に切る。

③ 油をひいたフライパンで玉ねぎを透明になるまで炒め、ハムを加えてさらに炒める。続いて、はんぺん、じゃがいもを入れさっと混ぜたら、塩こしょうをして、火を止める。

④【ホワイトソースを作る】 
鍋にバターを入れ、溶けたら小麦粉を少しずつ加えて、ダマがなくなるまでしっかりと炒める。火を弱火にして、常温に戻した牛乳を5~6回に分け入れ、木べらでしっかりとのばしながら混ぜていく。

⑤ ④のホワイトソースと③を合わせ、軽く混ぜたら器に盛り、ちくわと卵を盛り付けた上にチーズをちぎってかける。その後、230℃のオーブンで7分焼く。

⑥ 焼きあがったら青のりとパセリをかけ完成!

ホワイトソースの調理ポイント
市販のものでもよいですが、せっかくなのでチャレンジしてみませんか?
調理が難しそうに思えますが、火を弱火にして、根気よくじっくり混ぜ合わせればダマもできずに失敗しません。
牛乳は冷えているとダマになりやすいので、あらかじめ常温にしておきましょう。
具材に出し汁の味が染み込んでいるため、シンプルに塩こしょうのみで味付けします。はんぺんだけでなく、ちくわや練り物、大根などを加えても美味しく仕上がりますよ!
 

◎てんつゆ無しで食べられる!「おでんの天ぷら」

おでん9

本サイトでは、11月に「冬が迫ってきたこの季節。 寒くなってくると ついつい買って食べてしまうおでん。あなたの好きな具材はなに?」というアンケートを行いました!

選択肢は「大根」「たまご」「ちくわ」「こんにゃく」「その他」の5つ。みなさんはどの具材が好きですか?

得票数1位を獲得したのは、全得票数のうち約6割の票を獲得した「大根」、2位は約2割の票を獲得した「たまご」でした。大根は編集部でも人気が高く、「大根がなければ、おでんじゃない!」という声も!

最後にご紹介するのは、なんと天ぷら!人気のおでんの具、大根やたまごに衣をつけて揚げるだけなので、とても手軽な料理です。具材に染み込んだ出し汁のおかげで、味付けをせずそのまま食べられます。

<材料2人前>

おでん10

大根(おでん) 2個
卵(おでん) 2個
こんぶ(おでん) 2個
ちくわ(おでん) 2個
ごぼう巻き(おでん) 2個

小麦粉 70g
冷水 50ml
溶き卵 1個分
揚げ油 適量

(以下はお好みで)
白味噌 適量
柚子こしょう 適量

<作り方>

おでん3

① 油に入れて跳ねないように、おでんの具はキッチンペーパーなどで水気をよく切る。

② 【衣を作る】ボールによく冷やした水、溶き卵を入れて混ぜる。小麦粉を少しずつ加え、軽く混ぜる。※混ぜすぎないように注意する。

③ おでんの具材を②の衣にくぐらせ、まんべんなく衣をつける。

④ 180℃に熱した揚げ油で揚げる。

⑤ 衣がきつね色になったらバットにあげ、油を少し切ったら完成!

完成した天ぷらは、味をつけずにそのまま食べてみましょう。揚げたてを食べれば表面はカリカリ。

味付けをしなくても具材から出し汁が染み出してくるので、とても美味しいんです。濃い目の味付けがお好みなら塩を軽くふりかけてみましょう。

隠し味として、白味噌をつければ、まろやかな優しいあじわいに、柚子こしょうをつければ柚子の爽やかな香りと、ピリリとした唐辛子の辛味で味にアクセントが加わります。

今回のレシピは、比較的家に常備してあるものを合わせて調理できます。この冬におでんをたくさん作りすぎてしまったときはぜひ、お試しあれ!


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プロフィール

三井 愛/フードコーディネーター
大学卒業後、食品メーカー商品開発部を経て、ジャパン・フードコーディネーター・スクールのチーフプロデューサーへ。講座の企画、運営、各種フードプロジェクト(料理、スタイリング、料理教室の企画等)を担当。フードコーディネーターを目指す方に向けた、キャリアサポート、キャリアカウンセリングを行う。 2015年12月より、Cooking studioおいしいのつくりかたの代表を務める。

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