アスパラガスは冷蔵保存だと味がどんどん落ちてしまうため、保存するなら冷凍がおすすめ! 冷凍しておけば、1ヵ月も長持ちするほか、栄養と甘みをキープしたまま保存することができます。今回は、とにかく手軽な「生のまま冷凍する方法」と、甘みをキープする「下ゆでしてから冷凍する方法」を野菜ソムリエプロの根本早苗先生に聞きました。
【アスパラの冷凍保存①】下ゆで不要!レンジ解凍でそのまま食べられる!
1 アスパラの切り口を切り落とす
切り口は乾燥しているので、2〜3mm切り落とす。
2 穂先と根元を持ってしならせ、折れそうなところから下の皮をむく
アスパラをまな板の上に置いて片手で穂先を押さえ、もう片方の手で根元を持ってしならせると「折れそうなところ」がわかる。そこから下の皮をむく。ピーラーでむくと簡単だが、なければ包丁でそぐようにしてむく。
3 ラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ
アスパラを4本程度まとめてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。この状態で約3週間保存可能。
【解凍方法】45秒のレンジ加熱でそのまま食べられる!
凍ったままお好みの長さにカットして加熱調理する。電子レンジ(600W)で1本あたり約45秒加熱すれば、サラダやパスタのトッピングなどにそのまま使える。
炒める場合はアスパラから出てきた水分を飛ばすために、生のものよりも少し長めに加熱する。また、ゆでる場合は、3〜4本あたり1分45秒程度ゆでる。
※ゆで時間はあくまで目安。アスパラの太さや本数によって、アスパラに火が通るまで加熱してください。竹串がすっと刺さればOK。
【アスパラの冷凍保存②】下ゆでしてから冷凍で甘みをキープ!
1 根元の皮をむき、ゆでる
アスパラの切り口を2〜3㎜切り落とす。アスパラを両手で持ち、しならせ、折れそうなところから下の皮をむく。フライパンに水を入れ、沸騰させたらアスパラを加えて約1分30秒ゆでる。
2 粗熱をとり、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ
アスパラの粗熱がとれたら、3〜4本程度まとめてラップで包み、冷凍用保存袋に重ならないように入れ、できるだけ空気を抜いて封をし、冷凍庫へ。この状態で約1ヵ月保存可能。
【解凍方法】熱湯をかけ、そのままサラダやパスタのトッピングに
凍ったままお好みの長さにカットし、熱湯をかけるか、電子レンジ(600W)で1本あたり約20秒加熱する。野菜本来の甘みを楽しめる、サラダやパスタのトッピングなどがおすすめ。冷凍のまま炒め物に加えることも可能。
■冷凍作り置きできるアスパラの人気レシピはこちら!
■料理に使うならニチレイの『そのまま使えるグリーンアスパラ』もおすすめ!