【酒粕の保存】冷蔵で半年、冷凍で1年!プロが教える保存法&使い方

2019.12.10
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生の酒粕と冷凍した酒粕の写真

甘酒や粕汁など、いろいろ使える酒粕は、冷蔵で半年、冷凍なら1年保存できます。今回は料理研究家の吉田瑞子先生に、形状ごと(板状・そぼろ状・ペースト状)の冷蔵・冷凍保存方法を教えてもらいました。レンジでできる簡単甘酒レシピと、使い勝手抜群の酒粕ペーストレシピ付きです。

【酒粕の冷蔵保存】保存袋に入れ、密閉して冷蔵庫へ(保存期間:約6ヵ月)

未開封ならそのまま、開封済みのものは保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。酒粕は徐々に発酵が進むので、ときどき様子を見て保存袋が膨らんでいたら開封し、空気を抜きましょう。

「板状の酒粕」の冷蔵保存

冬場に多く出回る板状の酒粕。お湯でふやかして使う固形タイプです。

板状の酒粕を保存袋に入れた写真

開封後も袋から出さず、そのまま保存袋に入れる。しっかりと空気を抜いて密閉し、冷蔵庫で保存。

「そぼろ状の酒粕」の冷蔵保存

そぼろ状の酒粕も、お湯でふやかしてから使います。

そぼろ状の酒粕を保存袋に入れた写真

開封後も袋から出さず、そのまま保存袋に入れてしっかりと空気を抜き、冷蔵庫で保存。

「ペースト状の酒粕(練り粕)」の冷蔵保存

1年を通して流通しており、比較的手に入りやすいペーストタイプ。やわらかく溶けやすいので、そのまま料理に使えて便利です。

※ペースト状の酒粕は、板状やそぼろ状の酒粕を使って自宅で作ることも可能です。
ペースト状の酒粕の作り方

ペースト状の酒粕を保存袋に入れた写真

開封後も袋から出さず、そのまま保存袋に入れてしっかりと空気を抜く。

【酒粕の冷凍保存】保存袋に入れて冷凍庫へ(保存期間:約1年)

冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜き、冷凍庫で保存します。
使うときは少量ずつ加熱調理。粕漬けなど生のまま使用する場合は、冷蔵庫で解凍しましょう。また、使用前に少量の日本酒に浸すと風味が増しますよ。

「板状の酒粕」の冷凍保存

板状の酒粕を冷凍用保存袋に入れた写真

板状の酒粕は1枚ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍。酒粕は冷凍してもやわらかいので、手でちぎって使う。

「そぼろ状の酒粕」の冷凍保存

そぼろ状の酒粕を冷凍用保存袋に入れた写真

そぼろ状の酒粕は冷凍用保存袋に入れて薄く広げ、できるだけ空気を抜いて口を閉じ、冷凍する。使う分だけ簡単にほぐせる。

「ペースト状の酒粕(練り粕)」の冷凍保存

ペースト状の酒粕を冷凍用保存袋に入れた写真

ペースト状の酒粕は凍用保存袋に入れて薄く広げて冷凍する。使用時は必要な分だけ清潔なスプーンなどで取り出す。

冷凍酒粕があればすぐできる! レンジで簡単甘酒レシピ

マグカップで作った甘酒の写真

材料(1人分)
  • 冷凍酒粕…40g
  • 砂糖…大さじ1と1/2
  • 塩…少量
  • 水…150ml(30ml+120ml)
作り方
  1. 耐熱マグカップに冷凍酒粕、砂糖、塩、水大さじ2(30ml)を入れ、電子レンジ500Wで2分間加熱する。
  2. 酒粕がふやけてきたらスプーンで塊がなくなるまで潰すように混ぜ、なめらかなペースト状にする。
  3. 残りの水(120ml)を加え、電子レンジ500Wでさらに1分間加熱する。

便利なペースト酒粕は自宅で作れる!

ふやかす必要がなく、すぐに使える「酒粕ペースト」は、板状やバラ状の酒粕からも作ることができます。まとめて作り、冷凍ストックしておくと便利です。

1 鍋に水、酒粕を入れて火にかける

鍋に酒粕と水を入れた写真

酒粕は溶けやすいように細かくちぎる(バラのものはほぐす)。水は酒粕と同量ぐらいが目安。足りないようなら様子を見て足していく。

2 しっかりと混ぜながら弱火で煮詰めていく

ペースト状になった酒粕の写真

酒粕が完全に溶け、味噌ぐらいの硬さになるまでよく練り混ぜる。

3 冷凍用保存袋に入れ、薄く広げて密閉し冷凍する

ペースト状の酒粕を冷凍用保存袋に入れた写真(左)酒粕を冷凍用保存袋に入れて薄く広げた写真(右)

人肌程度に冷めたら冷凍用保存袋に入れ、空気を抜きながら薄く広げる。冷凍で約1年保存可能。

解凍方法

【酒粕の冷凍保存】と同様、冷凍のまま加熱調理。または冷蔵庫で解凍する。

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