リーズナブルな豆苗は家計の強い味方。ゆでたり、炒めたりしても美味しいですが、シャキシャキ食感を楽しむなら生でサラダにするのがおすすめ! 今回は料理研究家の吉田瑞子先生に、豆苗サラダの作り方を教えていただきました。バリエーション広がる5レシピを紹介します。
豆苗はサラダにおすすめ!
① シャキシャキした食感が美味しい!
根付きで販売されている豆苗は、冷蔵庫に入れてもしなしなになりにくく、鮮度をキープしやすい野菜。食べる直前にカットすれば、いつでもシャキシャキ食感が楽しめます。
② 独特の風味がくせになる!
えんどう豆を発芽させた豆苗は、加熱調理よりも生の方が豆の風味が強いといわれています。生の豆苗は味のしっかりした食材と組み合わせると美味しい!
③ 手間がかからない!
袋から取り出し、カットしたらすぐに食べられる豆苗は、ほかの野菜と比べても下ごしらえが簡単。水にさらしたり、千切りしたりする必要がないから、時間がないときに大助かり!
【豆苗の塩昆布サラダ】シンプルなのに箸が止まらない!
材料は2つだけ! 家にある材料ですぐに作れます。昆布が水分を吸って、豆苗が少ししんなりしたぐらいが美味しい!
材料(2人分)
- 豆苗…1袋(約85g ※可食部)
- 塩昆布…10g
作り方
- 豆苗は根元を切り落とし、さっと洗う。ザルにあげ、水気をしっかり切り、長さを3等分に切る。
- ボウルに❶、塩昆布を入れて和え、しんなりするまでしばらく置く。
【豆苗とハムのサラダ】粒マスタードが味のアクセント!
えんどう豆特有の香りを持つ豆苗をハム、粒マスタードと組み合わせて洋風の仕立てに。少し時間がたって味がなじんでからでも美味しい!
材料(2人分)
- 豆苗…1袋(約85g ※可食部)
- ロースハム(細切り)…3枚
A
- 酢…大さじ1
- 粒マスタード…小さじ1
- 塩…小さじ1/5
- こしょう…少々
- オリーブ油…大さじ2
作り方
- 豆苗は根元を切り落とし、さっと洗う。ザルにあげ、水気をしっかり切り、長さを半分に切る。
- ボウルにAを入れて混ぜ、オリーブ油を加える。全体が混ざったら❶、ハムを加えて和える。
【豆苗と豆腐のサラダ】ピリッと豆板醤を効かせて!
豆腐を加えて、さっぱりしたサラダに。中華風の甘酸っぱいドレッシングが全体をまとめます。豆板醤の量は好みで調整して。
材料(2人分)
- 豆苗…1袋(約85g ※可食部)
- 豆腐(水きりして2cm角に切る)…小1丁(約150g) ※木綿・絹どちらでもOK
A
- 醤油・酢…各大さじ1
- 砂糖…小さじ2
- 豆板醤…小さじ1
- ごま油…大さじ1
作り方
- 豆苗は根元を切り落とし、さっと洗う。ザルにあげ、水気をしっかり切り、長さを3等分に切る。
- ボウルにAを入れて混ぜ、ごま油を加える。全体が混ざったら❶、豆腐を加えて和える。
【豆苗のツナマヨサラダ】子どもも喜ぶ味付け
ツナ缶とマヨネーズを組み合わせてなじみのある味付けに。ツナの旨みで野菜がもりもり食べられます。
材料(2人分)
- 豆苗…1袋(約85g ※可食部)
- ツナ缶(油漬け)…1缶(70g)
A
- マヨネーズ…大さじ2
- 塩・こしょう…各少々
作り方
- 豆苗は根元を切り落とし、さっと洗う。ザルにあげ、水気をしっかり切り、長さを3等分に切る。
- ボウルにツナを缶汁ごと入れてほぐし、❶、Aを加えて和える。
【豆苗とチキンのサラダ】チーズ風味でボリューム◎
チキンを加えれば食べ応え十分のサラダに! ドレッシングは粉チーズを効かせて、コクのある味わいに仕上げます。
材料(2人分)
- 豆苗…1袋(約85g ※可食部)
- サラダチキン(市販品・あればスモーク)…1/2個(60g)
A
- オリーブ油…大さじ2
- 粉チーズ(仕上げ用・好みで)…少量
作り方
- 豆苗は根元を切り落とし、さっと洗う。ザルにあげ、水気をしっかり切り、長さを3等分に切る。チキンは食べやすい大きさにさく。
- ボウルにAを入れて混ぜ、オリーブ油を加える。全体が混ざったら❶を加え、和える。器に盛り、粉チーズをふる。
余った豆苗は冷凍しておくと便利!
余った豆苗は冷凍保存しておくと便利。さっと下ゆでしてから冷凍しておけば、3〜4週間保存可能。冷凍庫の中でもかさばりません。
【冷凍方法】
- 豆苗は根元を切り落とし、半分の長さに切る。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を加えて❶を入れ、さっとゆでたらすぐに冷水に取る。
- ザルにあげ、水気をしっかり絞ったら1回に使う量ずつ小分けにラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。3〜4週間保存可能。
【解凍方法/使い方】
凍ったままスープや炒め物に加えて加熱調理する。
または、凍ったまま電子レンジ(500W)で1分加熱(※50gにつき)し、ナムルや和え物にしても。
※電子レンジ加熱する場合は、水分が出るので水気を絞ってから使用する。