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パクチー料理研究家おすすめ!パクチーを味わい尽くすレシピ&意外でおいしい食べ方

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まだまだ日差しが強く、残暑が厳しい季節。そんな時は、暑い国生まれのエスニック料理はいかがでしょうか?

エスニック料理に欠かせない食材といえば、パクチー。コリアンダーや香菜(シャンツァイ)とも呼ばれ、近年では専門店が続々とオープンするなど、女性を中心に人気の食材です。その独特な風味と清涼感がクセになると、パクチーファンがどんどん増加しているようです。

今回は、パクチーを味わい尽くすレシピや食べ方を、パクチー料理研究家エダジュンさんにご紹介いただきました。パクチーが大好きな方は必見です!

料理教室も大人気!パクチー料理研究家、エダジュンさんとは?

海外を旅行していたときに、パクチーの魅力を知ったというエダジュンさん。トッピングとして添えられているだけというイメージが強かったパクチーが、海外ではほかの食材と一緒に煮たり、混ぜたりとさまざまな調理方法で楽しまれていることに感動したそうです。

これまでに、パクチー料理の本を2冊出版し、主催しているパクチー料理教室も好評。なんと、予約が1日で埋まってしまうほど人気なのだそう。今回は、パクチーを使ったごはんとさっぱりと食べられるサラダのレシピをお聞きしました。

◎パクチーグリーンカレー炒飯
エスニック料理でも人気の高いグリーンカレーをスパイシーでコク深い炒飯にアレンジ。パクチーの根っこ、茎、葉っぱをすべて使った、パクチー好きな方にはたまらない一品です!

<材料 2人分>
・パクチー(根・茎・葉) 2株
・ごはん お茶碗2杯分(300g)
・豚挽き肉 120g
・オクラ 6本
・玉ねぎ 1/2個(100g)
・赤パプリカ 1/2個(70g)
・グリーンカレーペースト 大さじ1と1/2
・たまご 2個(目玉焼き用)

【A】
・ナンプラー 小さじ2(醤油 小さじ2でも代用可)
・オイスターソース 小さじ2
・上白糖 小さじ2

・ココナッツオイル 大さじ1(オリーブオイル 大さじ1でも代用可)
・粗挽き黒こしょう 少々

<作り方>
① パクチーは根と茎、葉を切り分け、根はみじん切りに、茎・葉は2cm幅に切る。玉ねぎ、赤パプリカはみじん切りに、オクラは斜め切りにする。
② フライパンにココナッツオイルをひき、中火でパクチー(根)、玉ねぎ、グリーンカレーペーストをヘラで混ぜながら炒める。
③ 玉ねぎがしんなりとしてきたら、豚挽き肉を入れ、そぼろ状になるように炒める。赤パプリカとオクラを入れ、サッと炒める。
④③にごはんを入れ、具材が絡むように混ぜながら炒めた後、あらかじめ混ぜておいた【A】を加え、味をととのえる。
⑤ 皿に盛り、粗挽き黒こしょうをふりかけ、最後に目玉焼きとパクチー(茎・葉)をのせて完成。

〜調理のPoint〜
普段捨ててしまうことも多いパクチーの根っこですが、実はもっとも香りが豊かなのがこの根っこの部分。よく洗って細かく刻んで炒めることで、よりパクチーの風味が増しますよ。

また、エスニック風の味わいはココナッツオイルによるもの。オリーブオイルでも代用はできますが、ぜひココナッツオイルを使用してみてください。

 

◎ゆで鷄とパクチーの柚子こしょうサラダ
他部位よりも比較的高タンパク、低カロリーの鷄むね肉を使った、具だくさんであっさりとしたサラダです。柚子こしょうと山椒がアクセントになっているため、和風と中華が融合したような、ひと味違う味わいがやみつきになりますよ。

<材料 2人分>
・パクチー 2株
・鷄むね肉 1枚(250g)
・水菜 1束
・白ねぎ 20g
・塩 小さじ1/2

【A】
・酢 大さじ2
・醤油 大さじ1/2
・ごま油 小さじ2
・上白糖 小さじ1
・柚子こしょう 小さじ1/2

・すだち 1個
・花山椒 適量

<作り方>
① 鷄むね肉は皮をとり、表面全体をフォークで8ヶ所穴をあけ、塩をもみこむ。その後、ラップをして冷蔵庫で1時間ほど漬けておく。
② 鍋にたっぷりの水と鶏むね肉を入れ、中火であくを取りながらゆでる。沸騰寸前で火を止めたら、ふたをして粗熱が取れるまでそのままにしておく。粗熱が取れたら鍋から鶏むね肉を取り出し、そぎ切りにする。
③ パクチーと水菜は3cm幅に切る。白ねぎは千切りにして水に5分ほどさらし、水気を切る。すだちは半分に切る。ボウルに切った鶏肉とあらかじめ混ぜておいた【A】を和える。
④ 皿に③を盛り、絞ったすだち汁とミルで削った花山椒(なければ、粉末のものでもOK)をふりかけて完成。

アイスやドリンクにも合う!パクチーの美味しい食べ方。

 

パクチーの持つ独特な風味は、辛い料理とよく合うことからエスニック料理に欠かせない食材として知られていますが、ほかにもいろいろな楽しみ方があります。

たとえば、鶏挽き肉と一緒に練りこんでパクチー入りのつくねに。マヨネーズを加えれば、お子さまでも食べやすい、まろやかな味わいになります。

また、意外に思われるかもしれませんが、パクチーは甘いものとの相性がバッチリ!細かく刻んだパクチーをバニラアイスと混ぜれば、さわやかな風味がアクセントになる美味しいデザートになります。

その他、炭酸水にパクチーを加えると風味が増すのでこちらもおすすめ。フルーツとトニックウォーター、パクチーを合わせれば見た目もさわやかなドリンクが完成します。

なお、買ったパクチーを長持ちさせたい場合は、水を含ませたキッチンペーパーで葉と根を包むようにして、冷凍用保存容器に入れましょう。こうすることで、みずみずしさを保ったまま3日ほど保存ができます。

パクチーのさわやかな風味を味わおう!

さわやかな味わいや香りが特徴のパクチーは、暑い夏に合う食材。今回ご紹介したレシピや食べ方で、パクチーがもっと好きになる方や、「これまではちょっと苦手だったけど、これなら食べられそう……」という方もいらっしゃるかもしれません。

今回ご紹介したレシピや食べ方でぜひ、パクチーの豊かな風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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