さつまいもは長持ちするイメージがありますが、常温保存だと芽が出たり、冷蔵保存だと黒いブツブツが出たりと、意外と保存が難しい野菜です。「気温13℃・湿度85〜90%」を保てば長持ちしますが…なかなかできませんよね? そこで今回はお手軽な「さつまいもの冷凍保存」をご紹介。そのまま料理に使えて便利ですよ!
【さつまいもの保存方法】カットして生のまま冷凍が便利!
さつまいもはカットしてから冷凍しましょう。加熱処理せずそのまま冷凍することで、調理の際に煮崩れしにくく、また変色もしづらくなります。冷凍庫で約1ヵ月保存可能です。
1 さつまいもを洗う
たわしなどを使って泥をきれいに落とし、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。
2 スティック状、いちょう切り、輪切りにカットし、冷凍用保存袋に入れて保存する
輪切りはそのまま、切断面が多いスティック状といちょう切りは少量ずつラップで包んで冷凍用保存袋へ。袋の中で平たくなるように広げ、空気を抜くように口を閉じる。
【さつまいもの解凍/食べ方】そのまま調理に使える!
冷凍さつまいもは凍ったまま調理することで変色しにくくなります。
【輪切り】凍ったまま煮物に
凍ったさつまいもはそのまま鍋に入れて煮物に。厚さ1㎝のさつまいもの場合は8分程度煮ます。衣をつけて天ぷらにするのもおすすめ。
【いちょう切り】さつまいもごはんや味噌汁に
ご飯を炊く際に、いちょう切りにした冷凍さつまいもを加えて通常モードで炊飯すれば「さつまいもご飯」に。お米2合に対して、さつまいも200gが目安。
味噌汁に入れる場合も、凍ったままのさつまいも加えるだけでOK。鍋に入れて5分程度で火が通ります。
【スティック状】芋けんぴや大学芋に
さつまいもを凍ったままの状態で鍋に入れて揚げ、芋けんぴやスティック大学芋に。凍ったまま揚げることでさつまいもの「ホクホク感」を保つことができます。
【知ってた?】焼き芋を冷凍すると絶品スイーツに変身!
実は、焼き芋も冷凍可能。さつまいもの甘さを楽しめる新感覚のスイーツができるんです!
冷凍方法
冷えた焼き芋をラップで包んで冷凍する。
解凍方法・食べ方
凍った焼き芋は3分ほど自然解凍すると包丁で切れるようになる。さらに7分ほど自然解凍すると、スプーンですくって食べることができる。
※解凍時間はあくまで目安です。さつまいもの大きさや形によります。
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さつまいもを電子レンジで【甘〜い焼き芋】にするテク