レモンは冷蔵庫で保存していると、香りの飛びが早いうえに1週間ほどで傷んでしまいます。しかし冷凍しておけば1ヵ月も長持ちしますよ! 今回、野菜ソムリエプロによるレモンの冷凍テクニックをご紹介。風味を逃さない丸ごと冷凍と、少量ずつ使えるくし形切り冷凍、トッピングに便利な輪切り冷凍を解説します。
【レモンの冷凍①丸ごと冷凍】香り・風味をそのまま閉じこめる!
香り・風味を保ちたいなら丸ごと冷凍しましょう。皮をすりおろして薬味にしたり、果肉部分をジャムにしたりなど、さまざまな使い方ができます。大量に手に入ったときにも便利です。
【保存方法】
※皮ごと使うため、レモンは国産レモンやオーガニックレモンなど、「ノーワックス表記」があるものを使用すること。
【解凍方法/使い方】
凍ったまま、皮をおろし金ですりおろして、冷やしうどんや揚げ物、生ガキなどの薬味として使う。また、30分ほど常温で置いておけばカットできるまで解凍されるので、果汁を搾ったり、果肉部分をジャムにしたりしても◎。
※解凍時間は時季により異なります。
※解凍されたレモンは、再冷凍不可です。
【レモンの冷凍②くし形切り冷凍】果汁を搾りやすい!
くし形にして冷凍しておけば、揚げ物の付け合わせやサワーなどのドリンクに少量ずつ使えて便利です。
【保存方法】
【解凍方法/使い方】
10〜15分自然解凍すれば果汁を搾ることができる。揚げ物の付け合わせにしたり、サワーなどのドリンクに入れたりして使える。
【レモンの冷凍③輪切り冷凍】トッピングに便利!
輪切りにして冷凍しておけば、料理のトッピングに大活躍! くし形切りと同様、少量ずつ使えるほか、凍ったまま調理できて便利です。
【保存方法】
【解凍方法/使い方】
凍ったままトッピングや調理に使う。紅茶に入れてレモンティーにしたり、チキンと一緒に焼いてアクセントにしたりしても◎。凍ったまま、さつまいもと加熱調理する「さっぱり煮」が根本先生のおすすめ!
▼冷凍レモンを使えばひんやり美味しいサワーが作れる!