【メロンの保存】冷凍・冷蔵・常温の状態別使い分け

まだ熟していないメロンは、食べごろになるまで常温に置いて追熟させましょう。冷蔵庫で保存すると追熟が止まってしまうのでNG。

完熟の見極め方はこちら。

【保存方法】

四つ折りにしたキッチンペーパーやふきんの上にメロンを置き、常温保存する。フルーツネットがあればそれでもOK。

POINT

箱入りの場合でも、外に出して保存すること。箱の中の湿気でメロンの底の部分が腐りやすくなるため。

【保存場所】

直射日光やクーラーの冷気が当たらない室内。

【保存期間】

完熟するまで（完熟の見極め方はこちら）

完熟したメロンは冷蔵庫の野菜室で保存して食べごろの状態をキープ。2～3日以内に食べ切りましょう。完熟の見極め方はこちら。

【保存方法】

キッチンペーパーを重ねてメロン全体を包み、ポリ袋に入れる。冷蔵庫の野菜室で保存する。

POINT

メロンは、野菜や果物を熟成させるエチレンガスを発する。そのまま保存すると冷蔵庫内のほかの野菜や果物が早く傷んでしまうため、ポリ袋に入れて口をしっかり縛るとよい。

【保存場所】

野菜室

【保存期間】

2〜3日以内

【メロンの冷凍①】シャーベットのようにそのまま食べられる

【冷凍方法】

1. 完熟したメロンを食べやすくカットする。メロンのカット方法はこちら。
2. カットした断面を密着させてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍。冷凍庫で3週間保存可能。

【解凍方法・食べ方】

冷凍庫から出して、ラップをはずす。10分くらい室温に置き、そのままいただく。
※常温解凍の場合は、放置すると劣化につながるため注意する。

【メロンの冷凍②】潰して冷凍すればおしゃれなジェラート風に

【冷凍方法】

1. 完熟したメロン1/4個分の実を、スプーンですくい取る。
2. 冷凍用保存袋に入れて袋の上から揉み、潰して平らにして冷凍。冷凍庫で3週間保存可能。

【解凍方法・食べ方】

冷凍庫から出して10分くらい室温に置き、生クリーム大さじ2を加えて、袋の上から揉んで混ぜるとシャーベット風 。牛乳を加えて揉むとミルキーなジュースに。冷たいと甘さを感じにくいので、好みで砂糖やはちみつを加えても。
※常温解凍の場合は、放置すると劣化につながるため注意する。

ポイント①メロンのつるの先が枯れているかどうか

メロンは熟すとつるが枯れてくる。つけ根は青く、先の方が枯れてきた頃が食べごろ。

ポイント②メロンの底がやわらかいかどうか

親指を押し込んで、少し凹むくらいやわらかくなっていたら食べごろ。

1　へたを包丁で切り取り、縦半分に切る

POINT

メロンは底の部分が甘いので、横半分に切るよりも縦半分に切ると味のばらつきがなくなる。

2　スプーンで種とわたを取り除く

メロンの種とわたをスプーンですくい取る。

POINT

メロンの果汁は種とわたの部分にも果汁があるので捨てないで！ ざるでこすと100％の完熟メロンジュースとして楽しめる。

3　4等分に切って、皮を取り除く

半分に切ったメロンをさらに4等分に切る。まな板に置いたまま、メロンの皮と果肉の間に包丁を入れて皮から切り離す。

5　食べやすい大きさに切る

さらに4等分に切るとひと口サイズになって食べやすくなる。