ししとうは冷蔵庫で保存すると、3〜4日で乾燥し傷みはじめてしまいます。実はししとうは冷凍がおすすめ。食感も風味もほぼ変わらず約1ヵ月も保存できるのです。野菜ソムリエプロの根本早苗先生が、ししとうの冷凍保存と、フレッシュさをたもつ冷蔵テクニックを紹介します。
【ししとうの冷凍保存】ヘタを残したまま冷凍用保存袋へ(約1ヵ月)
1 ししとうの茎を切り落とし、ヘタは残す
ししとうの茎だけを切り落とす。
POINT
ヘタまで切り落とすと断面から酸化しやすくなるため、切りすぎないように。
2 ししとうを洗って水気を拭き取る
キッチンペーパーで水気を拭き取る。
3 冷凍用保存袋に入れて冷凍する
できるだけ冷凍用保存袋に重ならないように入れてできるだけ空気を抜いて封をし、冷凍庫で保存する。冷凍保存用袋Mサイズ1枚にししとう1パック分(15~16本)入る。1ヵ月程度保存可能。
【解凍方法・使い方】
1分ほど室温におくと包丁が入るので、カットして加熱調理する。丸ごと炒めるなら、包丁のあごで数ヵ所切り込みを入れると、加熱時にししとうが弾けることを防ぐ。
【ししとうの冷蔵保存】キッチンペーパー+ポリ袋で鮮度キープ(1週間)
1週間以内に食べるなら冷蔵保存がおすすめ。ポイントはキッチンペーパーに包むこと。このひと手間で鮮度がぐっと長持ちします。
ししとうは茎だけを切り落とし、洗って水気を拭き取る。ししとうをまとめてキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存。1週間程度保存可能。
POINT
ししとうがプラスチックの容器に入っていた場合は、キッチンペーパーで包んだあと容器に戻してからポリ袋に入れると更に鮮度を保てる。