ダイバーシティ推進部 人財開発グループ 鶴谷 ゆりか ダイバーシティ推進部 人財開発グループ 鶴谷 ゆりか

CAREER INTERVIEW

仕事も育児も
チャレンジの連続
大切なのは
「自分で決めること」

ダイバーシティ推進部 人財開発グループ

鶴谷 ゆりか

入社1年目
新卒で入社。九州支社で営業職を担当。
6年目
広域営業部へ異動となる。
9年目
結婚。第1子を妊娠し、産休・育休を取得。
10年目
第2子を妊娠。産休・育休を取得後、復職。
14年目
第3子を妊娠。産休・育休を取得。
16年目
復職し、営業職として復帰。
18年目
ダイバーシティ推進部にて、ダイバーシティ&インクルージョンの実現を担う。
ダイバーシティ推進部 人財開発グループ 鶴谷 ゆりか
ダイバーシティ推進部 人財開発グループ 鶴谷 ゆりか

迷い、悩みながら辿り着いた
ワークとライフどちらか1つではなく、両方選ぶ

——鶴谷さんがニチレイフーズに入社したきっかけは?

鶴谷: 就職活動を始める前に、まずは自己分析をしますよね。そのとき、「自分は何が好きなんだろう」と考えてみたら、小さいときから興味があるのが「食」でした。食べることも、料理をつくることも大好き。それで食品メーカーを中心に就職活動をスタートさせたのですが、当時は就職氷河期と呼ばれるような時代。食品業界以外にもたくさんの会社を受けて、エントリーシートは100社ほど書いたかな。そのうちの1つがニチレイフーズでした。

ニチレイフーズは最初の面接のときから、社員の方がすごくやさしくて、温かい雰囲気を感じていました。選考が進むにつれて、「私もこの中で働いてみたいな」と思うように。食品メーカーで最初に内定をいただいたのがニチレイフーズだったんですが、お電話をいただいた瞬間に「入社しよう!」と決めました。

——営業職として入社し、最初は九州からのスタートだったんですね。

鶴谷:九州支社の業務用グループに配属になりました。見知らぬ土地で社会人生活を始めることになり、最初は不安でいっぱいでしたが、徐々に慣れていきました。2年目で大きな取引先を任されてプレッシャーを感じたり、失敗して落ち込んだこともありましたが、営業として少しずつ成長していったと思います。九州支社での仕事は責任とやりがいがあり、とても楽しかったですが、もっと大きなマーケットで成果を出せる仕事をしたいと思い、異動の希望を出していました。

本社への異動が決まったのは、入社5年目のとき。広域営業部に配属となり、コンビニエンスストアの担当に。24時間365日営業しているコンビニエンスストアの担当は、気が抜けなくて大変なことも多かったですが、憧れていたプライベート商品の開発などにも携われて、充実した毎日でした。そんな中、入社8年目の30歳のときに結婚。その後妊娠し、産休・育休を取得することになりました。

——子育てと仕事の両立で一番大変だった時期は?

鶴谷:復職後は、子どもたちが体調を崩すことも多くて、急に仕事を休まなければいけないこともしばしば。周囲に迷惑をかけるんじゃないかといつも不安でした。子ども2人が続けて入院することになったときは、肉体的にも精神的にもキツくて……。自分がやりたい仕事があるのに、それができないということが、私にとっては何よりつらかったです。お互いの両親にも最大限サポートをしてもらいましたが、それでも大変なことが多くて、「こんな状態で働くくらいなら、辞めた方がいいかもしれない」、と真剣に悩んでいた時期もありました。

——それでも仕事を辞めずに、子育てと仕事の両立を貫く原動力となったのは?

鶴谷:自分でもちょっとおかしいかなと思うんですけど(笑)、この会社、ここで働く仲間たちが大好きなんですよ! もちろん相性の合わない人はいるし、泣きたくなるような苦い経験もたくさんしました。だけど、それでもこの会社の商品が好きだし、これからも一緒に働いていきたい仲間がいる。それが私にとってはとても大きなことでした。

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ダイバーシティ推進部 人財開発グループ 鶴谷 ゆりか
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時短勤務にフレックス、テレワーク…
社内のサポート制度をフル活用

――第3子を出産後、入社16年目に再び営業職として復職されたとのこと。子育てしながらの営業職はどうでしたか?

鶴谷:子育てしながら営業することへの不安はありました。実際にコロナ禍で保育園が休園したり、子どもが体調不良で休んだりで、育児との両立は大変なことばかり……。ただ、営業の達成感を自らつかめる仕事という部分が私自身に合っていて、商品を商談して、採用してもらえることが喜びでもありました。また、責任ある仕事も任せてもらえるようになり、やりがいを感じる毎日でした。

上司、同僚、ときには得意先からも支援していただいたり、テレワークも積極的に活用することで、両立できるようにしていました。

――テレワークも活用されていらっしゃるのですね。そのほかに利用しているサポート制度はありますか?

鶴谷:テレワークに加え、短時間勤務制度にフレックス制度も積極的に活用しています。とくにありがたいのが、フレックスで「中抜け」がOKなところ。平日に1時間だけ小学校の学校行事があったりするのですが、休まなくてもその時間帯だけ中抜けできるのは、子育て中の身としてはとても助かっています。

――ご自身の経験から考える、仕事と家庭を両立するためのポイントは?

鶴谷:一言で言えば「巻き込み力」。家族も同僚も、周囲をどんどん巻き込んで、必要なサポートを得ることがとても大切だと思います。逆に言うと、1人で抱え込んでは絶対にだめ。自分だけで頑張ろうとせず、ときには周りに頼ることも必要です。それは子育て中以外の人にも当てはまると思います。そういう意味では、ニチレイフーズには頼りになる社員がたくさんいますし、アドバイスやサポートをしてくれる環境がありますよ。

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ダイバーシティ推進部への異動は
「もっと大好きな会社」に変えるチャンス

――入社18年目の4月からは、営業を離れてダイバーシティ推進部へ。どんなお仕事をしているのですか?

鶴谷:多様な人財の活躍を総合的に推進するのが、ダイバーシティ推進部の役割。そのための様々な企画を立案し、実行するのが仕事です。たとえば社内プロジェクトにて女性活躍推進や、社外との取り組みでダイバーシティ&インクルージョン推進の活動などを行っています。私はその中でも女性活躍推進を担当。まだまだ食品メーカーを含む製造業は、他業種と比較して女性が少ないのが現状。女性だけでなく、様々な立場の人が働きやすい環境をつくっていくために、各部署と意見を出し合いながら進めています。営業時代とは違って、成果が数字であらわれにくい部分はあるため、試行錯誤していることばかりですが、「大好きな会社をもっと大好きな会社に変えるチャンス」と捉えています。

——まさに今、チャレンジの最中ということですね!

鶴谷:入社した頃はまさか18年目になっても、チャレンジの日々だとは想像もしませんでしたけど……(笑)。ニチレイフーズでは女性の育休・産休は当たり前に浸透していて、それに対する否定的な意見は聞こえません。多様な働き方を受容する土台が、社内にもしっかり根付いているのを感じます。

ニチレイフーズでは男女ともに働きやすい環境をつくり上げていきたいので、自分自身の経験をふまえながら、社員一人ひとりがやりがいをもって、個を尊重した働き方ができる環境を整えていきたいですね。

――最後に働くママとして挑戦を続ける鶴谷さんから、就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。

鶴谷:就活生の皆さんには、今のうちにいろいろな新しいことに挑戦してほしいですね。社会に出ればチャレンジの連続。失敗もたくさんします。でも、失敗なんて誰でもするし、七転び八起きすればいいんです。仕事だけでなく結婚や子育ても同じこと。私自身、出産後はチャレンジの連続だと感じています。人生に挑戦はつきもの。だからこそ就活生のうちに、様々なことを経験して、新しい自分を知って、それを就職活動にも活かしてほしいと思っています。

※掲載の仕事内容、所属は取材当時のものです。

SCHEDULE

とある1日のスケジュール

9:30
9:30

出社 メールチェック

時短制度を利用

10:00
10:00

部内ミーティング、打ち合わせ準備(社内外)

12:00
12:00

同僚とランチ

ワーキングマザー仲間と話す楽しみで貴重な時間

13:00
13:00

打ち合わせ(社内外)

打ち合わせがなければ調査や分析など

15:00
15:00

企画業務(資料作成など)、案件対応

17:00
17:00

退社

退社後は保育園へお迎えに

ENTRY

ニチレイフーズはチームワークあふれる
社会を作る仲間を募集しています。

SENIOR INTERVIEW

ニチレイフーズに入社を決めた理由や、働く中で感じるやりがい、失敗から学んだこと。
社会人として日々奮闘している今、学生さんたちに伝えたいメッセージとは。
ニチレイフーズの様々な部署で活躍する先輩社員に語ってもらいました。